来週の決算カレンダー:TSMCの発表日からJPM、ユナイテッドヘルスまで
来週(12報道時点)には、JPモルガン、シティ、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、モルガン・スタンレーなどの主要銀行に加え、ユナイテッドヘルス、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アボット、TSMCなどの大型株が四半期決算を発表する。これらの決算は、金融、ヘルスケア、半導体セクターの短期的な流れを左右する可能性がある。

来週の予定を見逃せば損だ。TSMCの決算発表日をはじめ、JPMorganやUnitedHealthなど市場を揺らす大型株の決算が一斉に押し寄せる。
最初に銀行セクターが口火を切る。JPモルガン・チェース、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、モルガン・スタンレーが相次いで四半期決算を公表する。大手銀行は、純金利マージン――貸出金利から預金金利を差し引いた利益幅――が拡大しているか、貸出延滞率がどう動いているかを示す試金石だ。
ヘルスケアの顔ぶれも重い。ユナイテッドヘルス、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アボットが日程に入った。このうちユナイテッドヘルスは、医療保険加入者数と診療コストの推移を確認するうえで重要な銘柄だ。
半導体分野ではTSMCが四半期決算を発表する。同社の売上高は、川上の半導体企業の需要をそのまま示す。TSMCが多く売れるほど、ファウンドリーの受託生産注文が増えることを意味し、半導体製造装置やパッケージング需要も同時に読み取れる。
航空株と投資銀行も外れていない。ユナイテッド航空(UAL)とゴールドマン・サックス(GS)が名を連ねた。
今週のチェックポイントはこれだ。
- 銀行業界: 純金利マージン、貸出延滞率、預金移動の方向
- ヘルスケア: 医療費ガイダンスと加入者増減
- 半導体: TSMCの売上高と先端・後工程需要の見通し
- ガイダンス: 四半期決算の数字より、今後の見通しの発表が株価により大きな影響
各社は四半期決算に加え、今後の見通しであるガイダンスと、貸借対照表(資産と負債を整理した財務諸表)もあわせて開示する。数字そのものより、経営陣が次の四半期をどう見るかが株価の短期変動を左右する。
各企業の詳細な発表時刻やカンファレンスコールの日程は、各社のIR告知で直接確認しなければならない。決算発表の前後で売買高が急増する可能性があるため、ポジションサイズを調整する必要がある。
来週は、銀行、ヘルスケア、半導体の大型株の決算が重なる週だ。各社のIR資料を自分で直接確認するしかない。
情報源: Seeking Alpha Market News
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