Bullstory
2026/07/12

トランプ氏「ホルムズ海峡の航行は開かれている」…原油・海運ルートに向かう資金

トランプ大統領は 7月 12日、ホルムズ海峡は商船の航行に開かれていると明らかにしました。同じ期間、米国とイランは湾岸地域で空爆を応酬し、その結果、船舶の通航は遅れたり、一部区間では事実上停止したりしました。


トランプ、 7月 12日 ホルムズ海峡「商業航行は開かれている」と発表

7月 12日、トランプ大統領はホルムズ海峡が商船の航行に開かれていると発表しました。原油を積んだタンカーが通る主要海路がふさがれれば、原油価格も株価もすべて揺らぎます。この一言が実際に物流の流れを変えるのか、今は投資家が投じた資金の行方を左右しています。

背景を見れば、なぜこの発表が緊張感を帯びるのか分かります。米国がイランに軍事攻撃を行い、双方が湾岸地域で空爆を応酬したのが 7月初めから続いています。戦争の危険が現実になったのです。

攻撃が相次ぐと、ホルムズ海峡を通過する船舶の往来は鈍りました。一部報道では、タンカーの通航が事実上止まった区間があると伝えられました。世界の原油のおよそ 5分の 1がこの海峡を通ることを踏まえれば、数日だけでも停止が続けば供給障害は避けられません。

トランプの『航路開放』宣言が出たあとも、船会社は簡単には動いていません。安全な航路を改めて確認したり、迂回路を選んだりする様子が見られました。政府が「開いた」と言っても、保険料や運賃がリアルタイムで変わる状況では、無理に船を出す海運会社はないからです。

今の市場では、こうしたジレンマが現実として表れています。

  • 労働市場指標は安定しているにもかかわらず、地政学的緊張が広がり、ドルは小幅に下落
  • 原油・海運関連の指標が変動を示す
  • 製油会社は保険料の引き上げを、海運会社は運賃の変化をリアルタイムで監視中

トランプの発言時点は 7月 12日です。宣言一つで航路がすぐに正常化するわけではありません。交戦状況と航路の安全がいつ再びもつれるかが、船舶の通航を左右します。

情報源: Reuters,Seeking Alpha Market News,Investing.com News

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