バークシャーの現金 3,974億ドル、株式ではなく積み上がる
バークシャー・ハサウェイの現金は 3,974億ドルとなり、過去最高水準に達しました。株式が割高に見えるうえ、短期国債の利回りも高く、現金を待機させる期間が長くなりました。

バークシャー・ハサウェイの現金は 3,974億ドルとなり、過去最高水準に達しました。新CEOのグレッグ・アベル体制下で、現金の比率はさらに高まりました。これは、株式を減らし、厳格な投資基準を守った結果と説明されています。
この現金は、単に市場の急落を予告するシグナルとして示されたわけではありません。バフェット流の価値基準で受け入れられる価格の投資先があまりなかった、との説明が添えられました。バークシャーは、安く買える企業を選ぶ手法を長年続けてきました。
短期米国債も、現金を保有する理由として挙げられました。短期国債の利回りは 4~5%程度となり、リスクを大きく増やさずに利息を得ることができました。株式が割高に見えるとき、現金を保有するという選択肢が生まれたということです。
バークシャーの規模も理由として挙げられました。会社が大きくなりすぎると、小規模な投資では全体の業績を大きく変えることが難しくなります。多額の資金を投じられる企業や取引は限られています。
ただし、保守的な選択にはコストも伴いました。 2023~2025~年の強気相場でバークシャーの株主が逃した利益は、1,250億ドルと算定されました。指数上昇をけん引した超大型成長株を十分に保有していなかったことが大きく影響しました。
バークシャーは現金を積み上げる一方で、株式の売却を続けました。この流れは、価格が適正でなければ買わないという原則に沿っています。新たな投資先が見つかるまで、待機資金は短期債券と現金で保有されています。
今回の現金規模を受け、バークシャーが次に資金をどう使うかへの関心が高まりました。選択肢としては、株式の購入、企業買収、自社株買い、現金の保有が考えられます。グレッグ・アベルがこの資金の運用を担っています。
情報源: Investing.com
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