EUV装置の導入期間を最大25日短縮、検査費用を装置当たり5億ウォン削減
産業通商資源部は2026年6月2日、高圧ガス安全管理法施行令の一部改正案を議決しました。これにより、EUV装置は「特定設備」に分類され、導入時の検査期間が従来の34日から9日に短縮され、検査費用は装置当たり約5億ウォン削減される見通しです。

産業通商資源部は2026年6月2日、閣議で「高圧ガス安全管理法施行令」の一部改正案を議決しました。改正案の柱は、国際安全基準を満たす半導体製造装置に対し、高圧ガス一般製造施設ではなく「特定設備」の基準を適用することです。この基準変更は、半導体装置の安全管理上の分類を変更する規定です。
極端紫外線(EUV)装置は半導体工程に不可欠です。装置内部には高圧ガス配管や機器が含まれるため、これまで「高圧ガス製造設備」に分類されてきました。その結果、設置のたびに技術検討と検査を受ける必要があり、装置の導入が遅れ、企業の負担も増しているとの指摘がありました。
今回の改正により、サムスン電子やSKハイニックスなどは、装置導入時の検査期間が従来の34日から9日に短縮される見込みです。産業通商資源部は、検査期間の短縮により装置をより早く稼働できると説明しました。
産業通商資源部は、海外の公認検査機関による耐圧・気密検査の費用が、設備当たり約5億ウォン減少する見通しだと明らかにしました。同部は、この措置により先端製造設備を適時に導入して迅速に稼働できるようになり、国内半導体産業の競争力強化につながると期待していると述べました。
改正案により、EUV装置は特定設備に指定され、3年周期の工場審査と総合工程検査を受けることになります。同部は、こうした審査でメーカーの製造工程と品質管理能力を確認し、従来と同等の安全性を確保すると説明しました。
政府は業界と協議し、グローバル基準と国内の安全管理体制との整合性を検討してきました。改正案は閣議決定を経て、次の行政手続きに進みます。